ランチが楽しい商店街のある街。古くて新しい「西新」に暮らしませんか
2022年2月「自転車のある暮らし」をコンセプトとする賃貸アパートメント「デュオフラッツ西新WEST」「デュオフラッツ西新EAST」が誕生!ここでの暮らし方を想像できるように、福岡の「自転車でまわるとちょっとおしゃれで、楽しいスポット」をたくさん紹介します。最終回となる第6回は、「デュオフラッツ西新WEST」「デュオフラッツ西新EAST」が建つ「西新」エリアについて紹介します。…
今回紹介するのは、アジアを旅行した経験から、自分らしい生き方、暮らし方を追求する達人のお部屋です。なんとエアコンなしの徹底ぶり(汗)。ベランダには水草をはじめ、たくさんの観葉植物と家具。外と密接につながる暮らし方を紹介します。
ーこのお部屋に決めた経緯を教えてください。
このお部屋に引っ越してきた直接の理由は、勤務先が川口駅にあるという通勤の都合です。以前の家が、勤務先まで遠すぎたので引越を決意しました。仕事は夜遅くなる事も多く、帰れないこともけっこうあったので。。。一度試しに歩いてみた時は、朝になっても家に着かなかったんです。それくらい遠かった。少しでも近く、なるべくお部屋にいる時間を長くしたいと考えました。
ー部屋選びのポイントは?
ずばり、広さと日当りです。荷物がとても多く、また観葉植物もたくさん育てていました。そこで、新居では荷物を収納するための広さと、観葉植物を育てるための日当り、ベランダがある事が条件でした。間口いっぱいのベランダにたくさんの観葉植物が並び、ぽかぽかとたくさんの光が差し込む。広い開口から気持のよい風が抜ける、そんなイメージをもってお部屋を探して、3、4件のお部屋を内覧した末に、このお部屋に決めたと思います。
ーエアコンないですね〜。そこまでこだわる理由をひとつ。
このお部屋には、至る所にアジアン小物があります。これは、東南アジアやインドを旅行した際のものなんです。旅行は、部屋造りにとっても、ずいぶん貴重な経験になりました。特にインドへ旅行した時は、ガンジス川に亡くなった人が流れてくる、そこで人々は朝から沐浴をしている、そして夕方にはお祈りが始まる。。。生きる事や死ぬ事に関する考え方が全く違うと感じました。大きな自然環境から人の一生、小さな動物や昆虫まで、一つの輪で繋がっていて、大小さまざまな循環があります。このショックがとても貴重な経験になりました。
ーそういう小物達だったんですね。観葉植物についてもお願いします。
たくさんありますが、この水草。中にはメダカやエビが泳いでいます。この水草やメダカには、栄養やエサをあげなくていいんです。つまり、循環するシステムが成立しています。
ーなるほど、しっかり繋がりました。ところで、壁の布、これはご自身で?
そうです。もともと絵が好きだったんですが、旅行の経験がこれにも出ていると思います。布は、全部で3枚掛かっています。例えばこの緑の布に書いている絵で意識しているのは曼荼羅です。昨年から少しずつ制作をしているもので、思い立った時に筆を進めています。
ーインドのストゥーパは日本では卒塔婆になったし、そんな訳で日本の建築様式を考える際にも、インドまでそのルーツを求めた学者も過去たくさんいました。インドへ行ってたくさんの宗教画に触れ、影響を受けて絵を描いてみる。大きな意味を感じますね。。。
ー大変勉強になりました。有り難うございます。
(お土産でタルトを持参しました!)
編集後記
一通りの取材の後、タルトを切り分け、こだわりのアイスコーヒーでもてなしてくれました。アイスコーヒーにしたい豆、挽き方、抽出方法など、つぎつぎとコダワリの言葉がでてきます。キッチンを拝見すると、香辛料がたくさんの瓶に入れられて丁寧に管理されている。使いこまれたやかん、濡れた台拭き、余った調味料が入った小皿、料理をする人のキッチンですね〜。最近はワインの勉強もしているのだとか。壁にはたくさんのラベルが貼ってあったり、空間を造ることと食べることがしっかり繋がったお部屋だと感じました。それから、エアコンがなくても、素材や小物へのコダワリで、気持よく暮らせるんだなーとすごく勉強になりました。こんな暮らしもしてみたいですね。。。
おわり。