キッチンが主役。ひとつひとつの素材にこだわった、オザワさんの特別な一軒家 (前編)
いつか住みたい、理想のキッチンを探して。暮らしの達人の楽しいキッチンのあるお部屋をたずねます。 今回は、吹き抜けの明るいリビングに大きなキッチンのある、オザワさんのお宅を訪問。ひとつひとつの素材を選び抜いて建てられた、こだわりのお家、前後編にわけてお届けします。…
いつか住みたい、理想のキッチンを探して。暮らしの達人の楽しいキッチンのあるお部屋をたずねます。
今回は、とっておきのアイランドキッチンのあるリノベーションマンションに暮らす、mi* さんのお部屋を訪問。コンクリートとグリーン、無機と有機のものがうまくミックスされた素敵な空間でした。
text : Miha Tamura / photo : Takuya Kanai
東京都にお住いの mi* さんは、旦那様とふたり暮らし。約80平米のマンションの1室を、スケルトンの状態からフルリノベーションしてお住まいです。「ぐったりするほどアイディアを出し合いました」というお部屋には、お二人のこだわりがいっぱい。キッチンの取材としてお願いし伺ったにもかかわらず、魅力いっぱいでついつい全部の部屋を見せてもらっちゃいました。
無機と有機の融合するような空間にしたいという思いのあったお二人。設計士さんに、グリーン、コンクリート、タイル、木材など、いろいろな素材をリズムよく組み合わせてほしいとお願いしました。たしかに、むき出しの天井やステンレス天板のキッチンなどそれだけだと冷たい印象を受けそうな部分も、部屋全体の雰囲気に馴染んで、やわらかく居心地のよい空間になっています。
レストランの厨房みたいに、天井まであるガラスは設計士さんにおすすめされてつけたもの。お二人だけでは出てこなかったアイディアも、設計士さんがより住みやすいように考え、うまくまとめてくれたそう。
「初めはオープン収納はどうかな、なるべくものは隠したいな、と思ってたんですけど、作ってもらったらすごく便利でした」
グリーンのたくさんある部屋にしたい、という思いがあった mi* さん。いろいろな場所に植物が飾られていて、それもまた、お部屋全体の雰囲気を楽しく、明るくしています。
みせて飾る、オープンな棚の隣には、天井までの高さの大きなストレージが。二人分の食器や食材のストックなどがおさまり、パントリー代わりになっています。お気に入りのものはみせて、隠したいものは隠す。リビングと一体になるアイランドキッチンでもすっきりと暮らす秘訣はそこにあるのかも。
中でもお気に入りの器をみせていただきました。
「この部屋に引っ越してから、休みの日に1日中家にいても罪悪感を感じなくなりましたね」と旦那様。キッチンが中心にある部屋での充実した1日が目に浮かぶようです。
mi* さんの instagram アカウントはこちらから
https://www.instagram.com/seven_herbs_/
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