駅まで5分!緑豊かな水辺に建つ大きな団地「大幸東」に住もう
ナゴヤドームのすぐお隣の駅、「砂田橋」に、名古屋市にあるUR賃貸住宅の中でも最大級の大きな団地があるのをご存知ですか?駅からも近く、自然もたくさんある魅力的な環境に、「ここって、求めてたものが全部あるかも!」とちょっと興奮しましたよ。…
自然豊かで駅前も充実し、暮らしやすい環境にあるUR賃貸住宅「泉北城山台二丁団地」。ここに、細かい部分にまでとことんこだわったリノベーション住戸が登場しました。家族ひとりひとりの「あったらいいな」を叶えるその内容を、見せてもらってきましたよ。
text : Miha Tamura / photo : Yumiko Inoue
今回ご紹介する泉北城山台二丁団地があるのは、泉北高速鉄道「光明池」駅から歩いて12分の住宅街。
難波まで直通で30分と十分通勤に便利な「光明池」、駅を降りてみて驚きました。ペデストリアンデッキの左右にショッピングモールが建ち並び、かなり賑わった街並みです。
さらに、道路を挟んで隣には周産期の診療や小児医療に力を入れる大阪母子医療センターが立地。ほかにスポーツクラブや銀行まで、ないものを探すほうが難しいほどなんでも揃っています。駅前で全ての買い物が済ませられるって、とても便利ですよね。
城山台エリアまでは光明池駅前からバスで3分、歩いても12分ほど。
特にお子さん連れのご家族にとってこれは嬉しいな、と思ったのは、駅前のペデストリアンデッキからずっと、車道とは切り離された遊歩道が団地前の横断歩道まで続いているんです。
広くとられた歩道なので、自転車の方、ベビーカーの方のご家族づれなど、みんながゆったりと使うことができるのがいいなぁと思いました。バスに乗れば、団地のほぼ目の前に到着するので、荷物が多いときや雨の日も安心できます。
「泉北ニュータウンにあるUR賃貸住宅の中でも、私はここがいちばん気に入っているんです」
と大津さん。
「5階までの低層階の住棟が、空や緑と調和するように連なっていて。街路もただまっすぐではなく、くねくね曲がっていて雰囲気がよく、いい導線が作られているなぁと感じます」
3LDK〜4LDKの広々、ゆったり暮らせる間取りが多い泉北城山台二丁団地。
その中でも、大津さんがリニューアルプランを担当したとっておきのお部屋があるということで、早速見せていただきました。
「家族団欒ができる空間」をイメージしてプランニングされたお部屋。リビング・ダイニングは優しい色合いのアクセントクロスと、窓とカウンターのついたキッチンが特徴です。
キッチンにいても家族の顔が見える、横長の明るいリビング・ダイニング。いいですね。
「このお部屋は、特に水まわりに力を入れているんです」とのことで、早速見せていただきましょう。まずは、キッチンです。
幅広の浴槽を入れるために壁の位置を少し動かしたり、脱衣所の床やお風呂の壁などトータルでコーディネートし、照明もダウンライトに。お風呂が明るく、綺麗だと、毎日気持ちよく暮らせますよね。
賃貸だから、古い建物だからと「我慢」しなくちゃいけないのではなく、きちんと細部までこだわって作られている空間なのが感じられて、なんだか嬉しくなってしまいました。
こんな風に、ハード面でも家族にとっての暮らしやすさがたくさんある泉北城山台二丁団地ですが、ソフト面でも嬉しい仕組みがあります。
そのひとつが、集会所で月・水・木・金10:00〜15:00の週4回、および第三土曜日10:00〜12:00に開催されている「みんなの子育てひろば」です。
堺市の補助を受けて大阪いずみ市民生活協同組合が運営するこの「みんなの子育てひろば」は、小学校に上がる前のお子さんとそのご家族なら、参加費無料、申込も不要で開催時間内であれば自由に利用ができる場所です。
みんなでお昼ご飯を食べたり、お誕生会や、工作の会が開かれたり。気軽にふらっとやってきて、お母さん、お父さん同士で情報交換をしたり。対応してくださるスタッフの方も、みなさん子育て経験のある方ばかりだそうで、ちょっとした相談に乗っていただくこともできるそう。子どもたちだけではなく、その保護者の方々のケアも考えられた場所なんですね。
実はこの場所、子育てひろばとして利用されるようになってから、生協の皆さん、子育てひろばの参加者の皆さん、それにUR都市機構のスタッフの皆さんまでが一緒になって、DIYで内装のリニューアルをしたんだそうです。
みんなにとって使いやすい環境をみんなでつくっていく。それって素敵なことだなぁと感じました。
泉北城山台二丁団地の周りには、スーパーや郵便局、保育園や小学校、中学校もすぐ近くにあって、家族で暮らすのに便利そう。
一番魅力的なのはやはり、ほっと一息つける自然豊かな場所が、たくさんあるところでしょうか。
家族のひとりひとりが「嬉しいな」と思えるポイントがたくさん詰まっていた、泉北城山台二丁団地。このエリアにこんな素敵な環境があるって、ちょっと知りませんでした。今まで注目していないエリアだったぞ、という方も、一度ぜひ、見にきてみてほしいなと思います。きっと気に入ってしまうはず。
田村美葉
田村美葉
グッドルーム・ジャーナル編集部所属。エスカレーターマニアというちょっと変わった肩書きを持っていますが、インテリアやリノベーションが大好きです。goodroon journal の取材を通じて、いつもたくさんのアイディアを教えてもらってます。役得。