賃貸の部屋も「途中まで」できたら住む時代!? ”カスタマイズ”パーティーを開催する方法

キーワード

皆様こんにちは。そういえば私、引越日記というものを書いていたんですが・・いや、自分の引越って、いざ決まるとあわただしく終わってしまうものですね・・え、終わった!?
その話はちょっと置いておいて、今回はオフィスの引越日記に話題を変えて、お届けしたいと思います。
（スタッフ田村）

賃貸の部屋も「途中まで」できたら住む時代!? ”カスタマイズ”パーティーを開催する方法

TOMOS仕様オフィス、渋谷に完成しました

渋谷に店舗のあるグッドルーム。
お客様にお越しいただくお店とはべつに、リノベーション部門や大工部門が集結する事務所が渋谷にもう１箇所あるのですが、今回ちょっと広い場所に引越しいたしました！

このオフィス、神社のお隣のとても環境のいい場所なんですが、見た目も内装も、とっても昭和！じつにリノベ向きなオフィスだったのです。

ビフォアはこんな。カーペットのどでかいワンルームです

ここから社員総出で仕上げまして・・

わずか3日で無垢フローリングの居心地よい空間が完成！

自画自賛ですが、自社オリジナルのリノベブランド、「TOMOS」のお部屋づくりで培われた技術が活かされ、330平米のフロアを見事、無垢フローリングに変身させてしまいました。やればできるじゃないか！

壁を塗る？　棚をつける？　よし、パーティーを開催しよう！

この状態で1月から営業を開始したものの、じつはまだ、壁は立てただけで手付かず。「途中まで」できた状態です。
オーナーさんや関係各社が集まる完成披露会はもう来週。大工はお客様の現場にかかりっきり。さて、ここからどうするか？
そういうときは、”カスタマイズパーティー”と称して人を呼ぶのです！

1月某日、”賃貸カスタマイズ”に興味のある総勢8名のユーザーさんに集まっていただきました。また、今回は、わくわくするカスタマイズパーツがそろう、R不動産toolbox さんから、講師の方2名にも来ていただいちゃいました！

いやいや、べつにだまして来てもらったわけではありませんよ？
壁のペイントは、みんなでやると、とっても楽しいイベントになるのです！

準備するもの

では、まずは準備した道具のご紹介を。

ローラーとローラーハンドル。はりきってすごく大きいローラーも買ってきたのですが、「小さいほうが便利です」ということで使われませんでした。無念。小さな刷毛も細部を塗るのに必須です。

左のひらひらしたビニールがついている緑のテープが、「マスカー」、紫のほうは、おなじみ「マスキングテープ」。塗装の大事な下準備、「養生」につかいます。

塗料を入れる「ローラーバケット」と、塗料の缶を開ける「オープナー」

「これは、どこで買えるんですか？」と質問がありましたが、これらすべて、私が急いで会社の近くの東急ハンズで買ってきたものです。もちろん、ホームセンターでも売っていますし、toolboxのサイトで、全部そろった便利なスターターキットも売っていますよ。

そして今回の主役の塗料は、toolboxさんで取り扱っている塗料、「ベンジャミンムーア」ペイント。なんと色の数が、3652色あります。3652色・・・！そして、油性の黒板塗料です！塗ると黒板になるという、ワクワクする塗料！使ってみたかったんですよねー。
黒板塗料にはカラフルな水性塗料もあるのですが、今回は渋く、「これぞ黒板」という色に仕上げますよ。

とっても大事な「養生」

さてまずは、塗らない部分をマスキングテープとマスカーを使って、養生していきます。

マスキングテープを、壁、天井などのキワに貼っていきます。

このテープの線が、塗装の仕上がり線になりますので、慎重に！

つづけて、マスカーをマスキングテープの少し外側に貼っていきます

マスカーはテープについたビニールで天井や壁を保護します。マスカーについているテープは強力なので、直接マスカーをキワに貼っていくと、はがすときなど塗装も一緒にはがれたりとけっこう大変。より繊細な作業が可能なマスキングテープで、先にキワを囲っておくと、こういうわけなのです。

マスカーのビニールをのばすのは楽しい。こんな感じで養生できました。

今回、講師の方に来ていただいて、再度実感したのは、この「養生」の大切さ。
いわば、塗り絵でいうと、枠の線をきっちりはじめに塗っておくのと塗らないのでは、出来上がりが違いますよね。
じつは、途中までグッドルームのスタッフだけで、こんな感じかなーと養生しておいたのですが、塗装のコツの9割はこの養生にかかってました。

そのコツとは、

・直線をびしっと出すこと
・隅っこはヘラなどを使ってきっちり「角」を出すこと
・床はきっちり掃除をしておくこと。マスキングテープがはがれる！！

掃除しておかないとマステがはがれるなんて、そりゃ当たり前、と今なら思いますが、日ごろのずぼらな性格も手伝って抜けてることの多いこと・・講師の方に「ま、いいんじゃない？」と言われつつも、ちゃんとやり直しましたよ。自分のオフィスですからね！