どこにいても緑を感じられる暮らし。1K・8.5畳、一人暮らしのインテリア
8.5畳の正方形のお部屋で、部屋に合わせて選んだ家具をうまく配置し、たくさんの植物を楽しむ。一人暮らしの1Kを拝見しました。…
学生時代には手に入れられなかった理想のお部屋。新しい住まいの生活では好きな料理を楽しめるキッチン環境に、自分の暮らしと思考を突き詰める時間の中でクリアになったもの選びの基準がありました。「食べて寝て」当たり前の繰り返しが「暮らし」だと話すMさんが目標にする心地よい空間作りについてお話を伺っていきます。
text & photo : Tsubottlee
Mさんが就職をきっかけに探された現在のお住まいは、好きな料理が楽しめるキッチンと、大きめの収納を兼ね備えた空間が特徴的。
「片側の壁一面がスライドレールで収納になっていて、衣類も掛けられるため、収納はここで完結できてとても便利です。」
住まいに合わせて作られたインテリアはどれも、お部屋に馴染んで使い勝手の良い物ばかり。
「どれも作ったとも言えないほど簡単なものですが、自分の部屋の大きさや生活にあった使い勝手の良いものばかりです。コロナ禍で材料を運ぶのも大変でしたが、取り組めて良かったと思いますね。」
暮らしとは「食べて寝て」当たり前の繰り返しだと話すMさん。そうした繰り返しの中心となる住まいだからこそ、その空間づくりにも意識をされているのだそう。
「当たり前の繰り返しを、自分の好きな物に囲まれて過ごしたい。心地の良い空間で過ごしたい。といつも思ってます。」
「 難しいことは考えず、暮らしてみて心地が良いか。目で見て心地良いか。そうした観点を持って買うものや、買ったものを置く場所を決めています。ただ使いづらいとそれはそれで使わなくなってしまうため、実用的かつ美しいものというのが判断基準ですね。」
現在のお部屋での生活を通じて、日々の暮らしの中で必要なものは明確になってきたと話すMさん。
「お部屋に必要なものは一通り揃えることが出来たので、これからは少しずつ必要ないものは減らして行けたらと考えています。住まいが変わっても自作したものはスペースに合わせて長さなどを調節しながら使い続けたいですね。暮らしに必要なものだけに絞り込むことで、自分の好きなものがすぐに目に入るようなお部屋にしたいと思います。」
肩肘張らず、自分の暮らしやすいように。お部屋は今日も当たり前の繰り返しの中で、Mさん好みのお部屋へ磨かれ続けています。
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Tsubottlee(つぼとる)
Tsubottlee(つぼとる)
福岡県出身。アメリカはポートランドで写真を始め、京都・東京・福岡を中心に全国へ素敵な住まいと人の物語を記録と記憶に残しながら旅をする写真家。あなたのお住まいにもぜひ。コーヒー、ビール、美味しいご飯があれば、どんな場所でも幸せに暮らせるタイプです。
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