気になるお金、間取り、インテリアなど。二人暮らし・同棲の基本を知ろう
2021年ゴールデンウィーク、goodroom journal では「インテリアの基本」を特集します。新生活をスタートし、そろそろ家具を買い揃えようかなと思っている方、ちょっと部屋の模様替えをしたいなと思っている方。あらためて「基本」を知ることで、暮らしやすいお部屋に整えていきませんか? 9日目は初めてパートナーとの二人暮らしを始めるときに気になる、「同棲の基本」について。お部屋探しのことだ…
これから家具を揃えていこうと思っている方へ。家具選びって、選択肢が多すぎて迷いますね。今回は、よくある家具選びの失敗、まとめてみました。私の屍を越えてゆけ!
text : Miha Tamura from goodroom journal(初出:2018年4月)
いざ引越し、となったときに「困った」とよく聞くのが、IKEAのベッド。
欧米の大きなお部屋を想定して作られているベッドは、解体不可。引越し屋さんで対応してくれないことが多いです。解体ができないと、ドアを通らないから、持ち運ぶことができない……泣く泣く破壊して捨てるしかなくなった、という話をよく聞きます。
安いけどデザインのいいソファを見つけた! と思ってネットで買ったはいいものの、座ってみたら座り心地がどうにも悪い。それは、中材の違いです。ソファは、見た目が同じでも、価格によって座り心地にかなり差が出ます。処分するのにもお金がかかりますよね。
素材を気にするべきなのはもうひとつ、木のテーブルや、棚。一見、同じような見た目でも、ちょっと傷がついたときに、表面が剥がれてみたら中からまったく違う色味の木が出てくる……それは、合成材に木目を印刷したプリント紙を貼ってつくられた、「プリント合板」というものです。プリントの家具は、最初はよくても、湿気でめくれたり経年で劣化してしまうことが多いので注意したいところです。
大きなダイニングテーブルを買ったはいいものの、動線を考えていなくていつも邪魔で足をぶつけてしまう……。そんな失敗も。家具のサイズ感って、お店で見ているのと家で見るのではまったく違うので気をつけましょう。
お店で見て、「ぱっ」と気に入って買ったものでも、部屋に帰ってきて全体を見るとなんだかちぐはぐしてしまう……そういう人は、買いに行く前に「ルール」を決めておくとよいですね。
新生活に備えて、憧れのドラム式洗濯機を購入! ところが、ドアを通らなくて諦めざるを得なかった……という失敗談も。ドラム式洗濯機は最近登場した家電のため、どうしても置けない間取りの部屋もよくあります。特に洗面所や脱衣所に洗濯機パンがあるお部屋は要注意。廊下が狭かったり、ドアが狭かったりするとまわりきらないことが多いので、置く場所だけではなく経路の確認がこちらも必須です。
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田村美葉
田村美葉
グッドルーム・ジャーナル編集部所属。エスカレーターマニアというちょっと変わった肩書きを持っていますが、インテリアやリノベーションが大好きです。グッドルーム・ジャーナルの取材を通じて、いつもたくさんのアイディアを教えてもらってます。