「豊富な自然」と「便利さ」のバランスが良い。若い夫婦に勧めたい街「調布」を歩きました
自分が自分らしくいられるように、心地よく暮らせる街は自分で選ぼう。31回目にご紹介する街は、「調布」。再開発が進み便利になった一方で、まだまだ豊かな自然の残るバランスの良い街。そんな調布を歩いてみました。…
最高すぎて、本当は誰にもおすすめしたくないんですが。府中郷土の森公園が、デイキャンプに最適な、素敵な場所だったのでご紹介します。
text & photo : Miha Tamura
府中郷土の森公園は、総合体育館や野球場、博物館までを備えた、広大な公園です。
京王線の府中駅、または分倍河原駅からバスで6,7分で到着と、都心からのアクセスもよく、休日には多くの人で賑わいます。
ふらっと立ち寄っても、復元建物の展示まである広大な庭園に、博物館に、プラネタリウムもあれば、、ゴーカートができる交通遊園もあれば、楽しみ尽くすにはたった1日では足りない……!というくらいの府中市の本気がつまった公園なのですが、今回ご紹介したいのは、多摩川河川敷に広がるフリーダムなバーベキュー場です。
バーベキュー場といっても設備はトイレ、それに小さな水場があるのみなので、バーベキュー台や炭、網、食材など全て自前で用意する必要がありますが、利用は無料、予約も不要で、タープやテントも好きな場所に張ってよしという自由さが素敵です。
無料のキャンプ場はどこも人気でこの時期テントを張る隙もない……というところもあるそうですが、こちらはデイキャンプのみ、宿泊は不可。そこまでの大混雑はなく、大人数でバーベキューを楽しむ人もいれば、ひとりでタープを張って読書にコーヒーを嗜むソロキャンパーさん、テントでゴロゴロ、自由な時間を過ごす親子連れにカップルにと、みんながそれぞれ、好きなスタイルで楽しんでいました。
利用時間は午前8時から午後9時。ただし、バーベキュー場専用の駐車場はなく、博物館や近隣の駐車場は17時で閉鎖となるので注意です。それでも、朝早くから訪れれば、夕方まで存分に楽しむことができますね。
直火は禁止。芝生にもゴミはほとんど落ちておらず、マナーよく使われている印象です。
川も近く、木陰もたくさんあって、夏にキャンプに来るには最高のロケーションです。
早速、ウォーターフロントに陣を取って、テントの設営です。
海や川が見える場所に家を借りるのが夢だったのですが、ここに毎週くればその夢が結構叶うな、とか思ってしまいました。
府中ってこんなに立派な野菜がとれるんですね。
公園の外はけっこう街中なので、スーパーで食材を調達するのも簡単ですが、まずは物産館に立ち寄ってその日のメニューを考えるなんていうのもいいな、と思いました。
うろうろ、公園の中を散歩したり、持ってきた食材をちょっと焼いてお昼にしたり、ぼーっと川を見ながら読書したり。暑くなったら水と戯れてみたり。心と身体がだんだん、リフレッシュされていくのをゆっくりと感じる1日でした。
あまりにも最高だったので、本当は秘密にしておきたいのですが……
この贅沢な空間、今年の夏は何度も訪れてしまいそうな予感です。
府中郷土の森公園バーベキュー場
https://www.city.fuchu.tokyo.jp/shisetu/kankyo/koen/barbecue.html
グッドルームで府中市の賃貸を探す
グッドルームで府中駅の賃貸を探す
グッドルームで京王線の賃貸を探す
田村美葉
田村美葉
グッドルーム・ジャーナル編集部所属。エスカレーターマニアというちょっと変わった肩書きを持っていますが、インテリアやリノベーションが大好きです。goodroon journal の取材を通じて、いつもたくさんのアイディアを教えてもらってます。役得。