好きなインテリアと植物を楽しむ。機能性にもこだわった1K36㎡、一人暮らしのインテリア

「エリアを絞って広さを条件に部屋探しをしていたところ、事務所を居住用にリノベーションされたこの部屋を見つけ、広い正方形の間取り、程良い無機質な雰囲気、二面採光で開放感のある部屋で、立地、眺望も気に入り、即決しました。」

物件選びで大切にされた広い空間を無駄にしないように家具選びも考えられたそう。
「もともとは大きめのソファを置こうと考えていたのですが、試行錯誤しているうちに、部屋の広さを最大限活かした空間にしたいと考えるようになり、シンボルツリーとラウンジチェアを２脚置いた、現在の形になりました。ソファを置かないことで、部屋の中心に大型の観葉植物を置くことが出来、気分によって座る椅子を変えたりと、くつろぐ時の定位置を作らないレイアウトにしました。」

リビングスペースの中でも目を引くアカプルコチェアは限定色のディープシーグリーン。
「前の部屋ではサイズ的に難しかったので、諦めていましたが、現在の部屋に引っ越した時に丁度、限定色の販売もあり購入しました。寄り掛かった時に体全体が包まれるような座り心地が気に入ってます。」

こうしたインテリア選びもまた空間の良さを引き出すことを意識されたそう。
「部屋に置く家具を決める際、家具はなるべく華奢な脚のものを選び、床の見える面積が広くなるように意識しましたね。」

「家具、家電等の大きいものは出来るだけ空間に凹凸が出ないよう壁面に沿うように設置し、部屋の中心を広く開放的になるようにしています。そのため部屋全体がより広く見えますね。」

収納はPacific furniture serviceで購入したLYONのアングルシェルフを活用。サイズに合う既製品を複数のお店で探すものの中々見つからず、以前から好きだったPacific furniture serviceの店舗でオーダーという選択肢を見つけて購入されたそう。

「始めは１箇所だけの設置を考えていたのですが、テレビを設置している側の壁の柱を挟んで2カ所に同じデザインで置くと絵になるのではと思い、サイズ違いで設置しています。インダストリアルなデザインと質感が好きで、オーダーした分、部屋にぴったり収まって存在感もあり気に入ってます。」

植物はこれに留まらず、まだまだ増やして行きたいと話されるように、ベランダスペースにも、たくさん育てられていました。
「ベランダにはもう少し高さのあるグリーンも増やして、将来的にはテーブルとチェアを置くことで、木漏れ日を眺めながらコーヒータイムを楽しめたら良いなと考えています。」

またダイニングスペースにはアートが飾られていました。
「友人が働いていたミッドセンチュリーモダンで購入しました。ネットでサイズオーダーしたブラックのフレームに額装しています。」

「バンダナのようなデザインで、シックなブラウンの色味が気に入ってますね。」

他にも玄関スペースには植物とともにディスプレイ。

例えば、お気に入りだと話すダイニングスペース。ここにはどんな工夫があるのでしょうか。

「食事を行うカフェテーブルとスツールのすぐ隣にはキッチン家電やカフェアイテムをまとめたコーナーを用意しています。ここでコーヒーやお茶を淹れたり、朝はパンをトーストするのですが、すぐにテーブルに運べるようなレイアウトにしているので、使いやすいです。

コーヒーグッズなどは有孔ボードを使って、作業台のスペースがしっかりと確保出来るようにされていました。

「仕切りはないものの、動線がリビング、ダイニング、ベッド、それぞれのスペースを程よく分けている点がポイントです。部屋の中でどこでも自由に動けることを意識して、ソファではなく、ラウンジチェアにすることでベランダに出るための動線を複数確保出来たのも良かったですね。」

またテレビやラジオ、音楽の音はお部屋のどの空間にいても変わらず楽しめる様に３つのスピーカーを用意。
ベッドサイドには、デザインも印象的な波動スピーカーがありました。

「部屋のどこにいても、どんなシーンでも音が小さくならず、楽しめる様に配置をしています。」
食事中はダイニングテーブル前のスピーカー、寛ぐためのアカプルコチェア横にもスピーカーを置くことで、よりリラックス出来る空間を作り出されていました。

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