賃貸の部屋探し。キッチンの種類や条件は、何にこだわるべき?
部屋探しで気になる「キッチン」の設備。やっぱりコンロは2口以上あったほうがいいの?IHって、やめておいたほうがいい?など、気になる疑問をまとめてみました。…
「システムキッチン」って、普通のキッチンとどう違う?メリットやデメリットはあるの?賃貸のお部屋探しをするときに参考にしてほしい、システムキッチンの選び方をまとめました。
text : Miha Tamura from goodroom journal
「システムキッチン」とは、ワークトップ(天板)がひと続きになっていて、シンクやコンロ、収納までが全て一体となった形で売られているキッチンのことをいいます。
では「システムキッチン」ではないキッチンとはどういうものかというと、シンク、調理台、ガス台、収納をパーツごとに購入して組み合わせる「ブロックキッチン」「造作キッチン」などがあります。
賃貸のお部屋の場合は、「ビルトインコンロ」というコンロが組み込まれたタイプのもの、キッチン下の収納や吊り戸棚まで一体のデザインのものを「システムキッチン」と呼ぶことが多いです。
システムキッチンのメリットは、天板が一体となっているためコンロとシンクの間に隙間がなく、掃除がしやすいこと。
造作のデザインキッチンと比べると収納が上にも下にもたくさん用意されていることもポイントです。
料理をよくする方にとってはやはり使いやすさで選ばれるのはシステムキッチンかな、と思います。
デザイン重視の方なら、最近人気があるのは人工大理石天板の真っ白なキッチン。
ステンレスの銀色のキッチンに比べて、色々なインテリアに合わせやすく、コーディネートがしやすいのがポイントです。
また、天板がフラットなので料理もしやすく、手入れも楽。料理をするのが楽しくなるキッチンです。
料理の作業効率を重視する方なら、シンクとコンロの距離が近くなるL字キッチンがおすすめ。動線が少なくなり、料理に慣れている人なら使いやすいキッチンです。
デメリットは、コーナーの奥がデッドスペースになりやすいこと。
二人暮らし以上なら、やはり選びたいのが「対面キッチン」「カウンターキッチン」のあるお部屋。
一人が料理をしているときでも顔を合わせて会話しやすく、また配膳などもスムーズです。
壁から離れて独立して設置されるアイランドキッチン。対面キッチン以上にキッチン周りのスペースが取りやすいので、家族みんなで料理をしたり、ホームパーティーをしたりするときには便利です。
デメリットとしては、収納が少なくなること、どこからもキッチンが丸見えになることと、匂いが広がりやすいこと。
さらにスペシャルなキッチンをお探しなら、コンロとシンク部分が分かれたⅡ型キッチンも。
アイランドキッチンの収納不足というデメリットを解消。作業スペースももちろんたっぷりととれます。
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田村美葉
田村美葉
グッドルーム・ジャーナル編集部所属。エスカレーターマニアというちょっと変わった肩書きを持っていますが、インテリアやリノベーションが大好きです。グッドルーム・ジャーナルの取材を通じて、いつもたくさんのアイディアを教えてもらってます。