LDKの家具配置ってどうしたらいい?おしゃれなリビング・ダイニングの実例まとめ
1LDK、2LDKなど、リビングとダイニング・キッチンが一体となった間取りのお部屋。どんなふうに家具を配置するとうまくいく?おしゃれなお部屋の実例をまとめてみました。…
賃貸マンションの1LDK・2LDKに多い縦長のリビング・ダイニング。少しでも広く見せるには、家具をどう配置したらいい?おしゃれに、開放感あふれるリビング・ダイニングを作るコツと実例をまとめました。
text : Miha Tamura from goodroom journal
縦長リビング・ダイニングとは、キッチンからベランダの掃き出し窓までの奥行きが長い間取りのこと。
賃貸マンションの1LDK、2LDKに最も多いタイプの間取りです。
縦長リビング・ダイニングのメリットは
・ 両サイドに壁があり、家具を配置しやすい
・ 奥行きが長く、開放感を作れる
デメリットは
・ 窓が少なく光が入りにくい
・ ソファとテレビの位置が近くなりやすい
縦長のリビング・ダイニングを広く見せるための家具レイアウトのコツと実例を見ていきましょう。
ソファを壁側に寄せて、掃き出し窓の前をなるべく開けていることによって、視線の「抜け」ができ、広く見えるレイアウトです。
ダイニングテーブルも、キッチンカウンターにぴったりつけて配置しているため、ドアから窓までの視線の抜けを干渉しません。
天板が白いIKEAのテーブルを使うことで、縦長間取りだと光が届きにくいダイニングを明るく見せる効果もあります。(このお部屋はこちら)
ダークカラーのフローリングと合わせて、古材を使ったダイニングテーブルなど、ヴィンテージ感のある落ち着いた色合いの家具が多いリビング・ダイニング。
暗い色合いの家具だと圧迫感が出てしまうことがありますが、こちらのお部屋では、ソファの背もたれとダイニングテーブルの高さを超える背の高い家具は置かれていないため、開放感も確保されています。
足つきの家具を使って床を広く見せることも、開放感を演出するポイントです(このお部屋はこちら)
こちらのお部屋では、真ん中にダイニングテーブルを置かれていますが、無印良品の2人がけ用の小さなものを利用しているため、銅銭にも余裕があり、部屋が広く見えます。
細々としたものは白い布で隠したスペースに。こうすることでものがたくさんあっても圧迫感が生まれません。
2人それぞれ、自分の時間を過ごすときは、それぞれがお気に入りのスペースに。ちょうど良い距離感のリビングですね。(このお部屋はこちら)
全体のカラーのトーンを統一し、ごちゃごちゃ見せないことも、部屋を広く感じさせるためには大切なポイントのひとつ。特に、床の色と家具の木の色を揃えるだけで、整ったお部屋に見えます。
こちらのお部屋では、緑や茶色など、自然にあるカラーのものを多く取り入れ、それを黒で引き締められています。
もし色が合わない家具があれば、テーブルクロスなどの布で隠してしまうのもありです。(このお部屋はこちら)
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田村美葉
田村美葉
グッドルーム・ジャーナル編集部所属。エスカレーターマニアというちょっと変わった肩書きを持っていますが、インテリアやリノベーションが大好きです。グッドルーム・ジャーナルの取材を通じて、いつもたくさんのアイディアを教えてもらってます。