八王子の森に佇む中世貴族のお城のようなカフェ『パペルブルグ』
駅からはちょっと離れた、八王子の森の中。「東京にこんな場所があったんだ!」と驚く、中世に迷い込んだかのようなロマンチックなカフェを訪ねました。…
北海道の人気のスープカレー店が、八王子に次々進出しているのをご存知ですか?地元産の野菜をたくさん使った極上の一皿をいただいてきました。
text & photo: Miha Tamura from goodroom journal
ここ数年、個人的に北海道を訪れる機会が何度かあったのですが、美味しいものが多い札幌でも私が特に気に入っているのが、スープカレー。たくさんのユニークなお店がある札幌。どこで食べても本当に美味しくて、すっかりファンになってしまっています。
あのスープカレーを食べにまた札幌に行きたい……でも寒いし遠い……と思っていた矢先に知ったのが、東京の中でも八王子は、スープカレーの名店が多く集まるエリアということ。これは行くしかない。
そんなわけで訪れたのが、奥芝商店。札幌で行列のできる人気店として知られているこのお店、2008年に八王子に進出し、現在、八王子エリアに2店舗を構えます。
今回おじゃましたのは、八王子駅南口から歩いてすぐの場所にある、八王子田代城店。
八王子田代城は、古民家で営業している札幌本店の雰囲気を踏襲した、和モダンスタイル。
カレーに和モダンって、ちょっと斬新ですが、ひとりで行ってもお友達とでも落ち着いて過ごせる素敵な空間でした。
訪れたのは平日の夕方でしたが、すぐにカウンター、テーブル席ともにいっぱいに。途切れることなく常連客のやってくる、八王子でもしっかりと愛されている人気店です。
さて、メニューの選び方は、
1. まずスープを選ぶ
2. メインの食材を選ぶ
3. トッピングを選ぶ
4. 13段階から辛さを選ぶ
5. ライスを選ぶ
の5ステップ。わかりやすいメニューで、店員さんも順を追って聞いてくれるので、戸惑うことはないですよ。
スープは、奥芝商店名物のエビスープとチキンスープの2種類。そこに、やわらかチキンや自家製焼き煮豚、野菜など、メインの具材を選びます。そうそう、この感じ。と嬉しくなってしまう札幌スタイル。
ふと、壁に目をやると、地元八王子の生産者さんたちの写真が貼ってありました。メインだけでなく、基本の具材にも、カボチャ、人参、ナス、ピーマンなど、たっぷりの野菜を使うスープカレー。札幌でも、「野菜ってこんなに美味しいんだなぁ」と感動したのを覚えていますが、その地産地消の仕組みがそのまま八王子でも生かされて、大地の恵みを存分に味わうことができました。スープカレーって、カレーによって、野菜の美味しさが引き立てられている食べ物、ていう感じなんですよね。こだわりを持った生産者さんがたくさんいる八王子で、スープカレーのお店が増えていったのは必然なのかも。
他に、神山豆腐店の油揚げ、磯沼牧場のソーセージなど、地元の老舗の名店の逸品をトッピングに加えることができるなんてサービスもあり。嬉しいですよね。
自分の最高の組み合わせを探しに、通ってしまいそうな予感です。
奥芝商店 八王子田代城
東京都八王子市子安町4-5-5
https://www.okushiba-kokoroba.com/
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田村美葉
田村美葉
グッドルーム・ジャーナル編集部所属。エスカレーターマニアというちょっと変わった肩書きを持っていますが、インテリアやリノベーションが大好きです。グッドルーム・ジャーナルの取材を通じて、いつもたくさんのアイディアを教えてもらってます。役得。