東京での一人暮らし。どのぐらいの家賃の部屋に住むべきですか?
適切な家賃は、「収入の3割」が目安とよくいわれますが、東京での一人暮らし、実際にはだいたいどのぐらいの家賃で探したらいいのか、まとめてみました。…
「他の希望条件は全部満たしているお部屋を見つけたんだけど、1階なのだけがちょっと気になっています」今週はそんなご質問に、実際に1階のお部屋に住んでいたことのあるスタッフがお答えします。確かにちょっと気をつけるべきポイントはありますが、1階のお部屋でも、メリットや、快適に暮らす工夫はありますよ!
text : Miha Tamura from goodroom journal
すごく当たり前のことを書いてしまいましたが、「階段を登らなくていい」のは実は大きなメリットです。
家具・家電の搬入も簡単なので、引越し費用を安く抑えられることも。
例えば、こんなケースでは「あえて1階」を選ばれる方も多いんです。
・お子さんがいらっしゃるご家庭。ベビーカーを玄関に入れやすいため
・ロードバイクに乗る方。自転車を室内に入れることができる
・サーフィンやキャンプが趣味の方。特に駐車場つき物件では、直接荷物を部屋に入れられる
お子さんのいらっしゃるご家庭では、足音を気にして1階を選ばれるという方も多いです。
「上の階の音」は構造によっては下に響きやすいので、気兼ねなく暮らしたい方には、1階はメリットがあります。
木造2階建などのアパートの場合、2階は屋根から暑さが伝わるため、夏の日中などはかなり部屋が暑くなります。その点、1階のお部屋は、上に1部屋分の「空気の層」ができることになるので、2階より涼しく過ごせます。
まず気になる1階の物件の「防犯」問題についてですが、1階に住んだことがある人が口を揃えて言うのは「2階以上でも絶対安全というわけではない」ということです。2階でも塀や物置などを伝ってベランダから侵入される場合もありますし、エレベーターや階段を使って玄関ドアから侵入する場合は何階でも関係がありません。
防犯面を気にされる方は、階数以上に、こうした構造を気にしてみてください。
・ 玄関、ベランダが建物などで死角にならず、不審者が人目につきやすい
・ 共用部の郵便ポスト、ゴミ置場、自転車置き場などが雑然としておらず、しっかり清掃されている(管理の頻度などがしっかりしている証拠です)
・ 防犯カメラ、防犯ライトなどが設置されている
また、今住んでいるお部屋も、自分で対策できることもあります。
・ 窓サッシに補助錠を設置する
・ 洗濯物はお風呂場など人目につきにくいところに干す
・ ミラーレースカーテンなど室内の様子がわかりにくいカーテンをつける
通りからの目線が気になる場合、1日中カーテンを閉めているのはちょっとな、と思う場合は、覗き見防止の「遮光フィルム」が便利です。水だけで簡単に貼れる賃貸OKのものも多いので、探してみてください。
やはり2階以上の物件に比べれば、1階は日当たりが悪く、湿気もこもりやすいお部屋が多いです。
その分、家賃は安く設定されていることが多いので、自分で快適に暮らす工夫をできれば、お得に暮らせる良い物件になりますよ。
こんな記事を参考にしてみてください。
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田村美葉
田村美葉
グッドルーム・ジャーナル編集部所属。エスカレーターマニアというちょっと変わった肩書きを持っていますが、インテリアやリノベーションが大好きです。グッドルーム・ジャーナルの取材を通じて、いつもたくさんのアイディアを教えてもらってます。